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メトロガールのasxさんのところに、最近ゆくことがある。今日訪ねると、本の読み方について論じてあった。

僕は、『詳説政治・経済研究』の分厚い高校生用参考書を読んでいる。新聞をざっと読んで、試験に関係ありそうな記事を、それにペタリ。ページを増やすのだ。

カバーは外して、書店でもカバーをつけてもらわない。裸で持ち歩く。
電車の中で、勉強が終わったら少し読む程度なので、意外と時間がかかる。
勉強が本分なので、仕方がない。最近は、小説も読まない。

以前、大学を除籍する前は、中国政治・経済関係の本や、日中関係の本を読むのが多かった。その時も本に赤線を引っ張ったり、付箋紙を貼ったり、書き込んだり。自分用に作っていくのが面白い。

挙げ句のはてに、手帳をつけて、予定まで書き込むしまつ。楽しいのだ。まあ、これは本当にバイブルといえる本にしかしていない。前述した山川出版の『詳説政治・経済研究』に手帳をくっつけようかと…。

美術大学に進学するけど、英独仏語と政治・経済系の勉強は欠かしたくないなぁ。
ただ、政治・経済系の本は、たか派や、右翼左翼など書いている人の主義が、色濃くでてしまう。中立の立場に立つのは、高校生用の参考書だ。一般書は注意が必要だ。

本は自分を作ってくれるもの。影響はうけども、必ずしも迎合するとは限らないのだ。
考える力、これが大切。
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僕にとって人間とは物、物体でそれ以上でもそれ以下でもない。
そう確信させたのは、中学生の時だ。激しいイジメにあった。毎日鬱屈した感情を抱き、憎み、恨み、一人孤独な存在だった。

それが僕を変えてしまった。あの時、僕は壊れたのだ。世界は悲しみと憎しみで、ちっぽけな僕にはなすすべもない。近い将来自殺で死ぬこともわかっていたんだ。

そして、家族という、自分に無償の愛をくれる存在さえ、憎む様になり、死を願った。
家族が死んでも涙ひとつ流さず、悲しくもないだろう。
以前、友人が自殺した。しかし、悲しくもなかったし、涙ひとつ流さなかった。羨ましいとさえ思った。

中学の時、もう生涯の友人は絶対に作れないと確信したが、ただ一人愛する人ができた。しかし、彼女には恋人がいた。僕は見守ろうと誓った。別れて悲しんで居たときも、側にいることしかできなかったが、親友になりたかった。

今まで独りだった。けれど彼女と二人だと温かい気持ちになれた。今でもあの時の思い出が僕の支えだ。
しかし、終わりは近づいている。死という終わりが。近い将来僕は死ぬ。

この一枚の絵が、僕の世界を変えたるものになりえるのか。今はまだわからない。けれど、それを確かめず死ぬことは、果たして…
今僕を支えるものは無いけれど、意志の続く限り生きよう。

そして、人間を冷徹に見つめ接する僕は変わるのだろうか。顔に仮面を、心に鎧を、が今の僕だ。美しい世界、そこに生きる人すべてが、美しいとは思えないが、いやむしろ死ぬべき穢らわしい存在が多いけど、果たして僕はどんな答を見つけるのか。

死を願いながらも、意志ある限り生き、何かを掴めるか。もう時間はないが、最後の物語を始めよう。

※画像を載せましたが、スタイルが崩れる為、削除しました。
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§序章

壊れてしまった僕から君へ

中学一年生のとき、転校して来て激しいイジメにあった。クラスで、部活で、学校で日々鬱屈した感情を抱き、憎しみと恨みがこの世のすべてだった一年間。
二年生に上がる前に、本来行われないクラス替えがあったが、その前から周囲の奴らが急に友達ヅラするようになった。しかし、この時既に僕は壊れていたんだ。
中学校はただ通り過ぎただけで、生涯の友は絶対出来ないと確信し、顔に仮面を、心に鎧をまとって生きて来た。だから、小学校の思い出も、楽しさもすべて幻。忘れようとアルバム、写真すべて燃やして棄てた。中学校も。
忘れたかったんだ。だけど、君に出会って、君を好きになった。

けれど、君には恋人が居て、ずっと見守ろうと誓った。別れたときもそばに居ることしかできなかったけど、親友になれればと思っていた。

あの時既に壊れた僕の中には闇が渦巻いてたんだ、あのときから近い将来自殺で僕は死ぬと分かっていた。

あの時伝えられなかった言葉。ありがとう。さようなら。



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